明治座に行ってきました。

「黒革の手帖」の舞台を観に行ったのです。
専らネオロマばかりなので、こうした一般作を観るのは何年ぶりなのか（汗）
最後に観たのは中学の時に観に行った、能…だったはず。



ドラマと同じ、主役の元子は米倉さんが演じていらっしゃって、あとはオリジナル。


脇役が主役クラスの方……。




私はドラマから入った派で、後から原作を読みました。
うん。松本清張好き。「けもの道」はドラマ始まる前に買ったしね。
今は「砂の器」が読みたいなー。



一階席の16列目……。
これがネオロマだったらなー…とか考えた時点でダメダメだと思いました。
…ファンクラブじゃなきゃ無理〜。



上手なので、ちょっと残念に思いつつ。あぁ、花道が遠いよ。
幕間の予約を入れつつ。…初めてだよ私、幕間のお食事！！
てか、こんな開演5分前に席につくことすら！！！（ネオロマじゃ30分前だしね）



今の大道具って一回一回、幕下げないんですね。
ライトが落とされた中、クルクルと回転して次のセットがッ！！
……こんなに手早く場面転換出来ると、役者さんはさぞや大変なんだろうなぁ。

セットが変わる時に、ダンサーの方たちが踊るんですが（舞台が銀座なので、都会らしくはある）、同じ踊りで鏡写しのようなことを序盤でされたんですが、……ズレると凄い何か、ねぇ…、な状態になるので、う〜ん。やっぱ、ああいった間を繋ぐものって必要なんでしょうからアレなんですが。
この時は下手側の方がお上手に見えました。

大道具も丁寧に作られていましたが、階段の傾斜と幅が……。
ホステス、クラブ…といった感じなので着物での出番が多い米倉さんはちょっと辛そうで。
あれ、絶対何回かは踏み外しそうになってますって。



何回も衣装が変わり、そこも見所なんじゃないかな、と。
背が高いので基本的に何を着ても似合いますね。
ただ着物は、撫で肩の方が綺麗に見えるので残念だったり。



整形外科医の役を北村総一朗さんが演じていらっしゃったんですが、いや上手。
本当、ドラマの役の方もハマリ役だなと思ったんですが、この方はこの方でまた違った味を持ちつつ。
でも、やっぱりキャラクター性は受け継いでいて……役者さんって本当に凄いな。


あとは、金田龍之介さんや左とん平さん、波乃久里子さんなど。



…豪華。




テレビで見ている人が実際に目の前にいるというのは不思議な感覚です。

うん。今日も充実した一日でした。