聴きました、恩讐の章〜聖獣封印〜2巻。
おおう、怒涛というか、詰め込み過ぎ!!
つい四聖獣の集まりを秘密基地で作戦会議…とか思ってるあたり緊迫感ないね、私。


以下、ネタバレ注意!!









獣神具の魔からすでに解き放たれている四聖獣はユダとルカの思いを受け継いで、先の戦争で神殿の奥深い牢に囚われの身となった味方軍の天使たちの救出、及び大神・ゼウスを討ち取るべく機会を図る。そのためにそれぞれ、ゴウは聖者、シンはゼウス、レイはパンドラ、そしてガイは女神に近づき、情報を探ることになる。

ゼウスからの命だと、聖者へ対の獣神具の返戻が求められる。
一度裏切った自分たちを完全に信じてはおらず、万が一のために武具を持たせない様にするのかと知りながら、四聖獣は聖者に獣神具を渡した。
聖者の真の思惑を読み取れないゴウは、自分たちは正気に戻っているのだと、もしも魔に囚われていたなら知るはずのない事実を明かし、密かにサインを出す。
そして、一度あなたと訪れたい地があるのだということも──。
ゼウスに近づき、神官たちとも表立っては交友を深めてみせるシンは、ゼウスは3日後に新天使を創造する生誕の儀を執り行うという情報を得るのだった。
シヴァの家を訪れたレイは彼が不在であったために会うことが出来ずに、そこでパンドラに出くわす。四聖獣の動きに何か不穏なものを感じるパンドラはここぞとばかりにレイを挑発し、真実を聞き出そうとするが上手くはぐらかされるが、まだ疑いという時点なので特に気に留めず、生誕の儀の準備を進めるのだった。
またガイは、女神との謁見を認められ、ゴウと同様に会話の中に紛れ込ませサインを送る。
女神の辛辣な態度に心を痛めながら、その神殿内にかつての戦友が匿われているのではと思われる手掛りを見つけ、密かに調査するのだった。
女神親衛隊が表立っては天界の復興作業をしているように見せ、実は先の戦争でゼウスに反逆した天使たちを匿っている事実を知る。
ガイとの会話の中に違和感を感じた女神は、聖者を呼び、獣神具について問いただすが徒労に終わる。
だが獣神具の秘密を知ることで、今の四聖獣は正気を取り戻し、未だ、ユダとルカの意思を継ぎ反逆を企てていることを悟るのだった。
新天使を創造する──生誕の儀──その間、一昼夜、大神はおろか神官たちすら神殿を離れると知った四聖獣は、囚われの天使を救い出し、女神親衛隊に引渡し、匿ってもらうにはこの日を置いてはなく、大神を討ち取るならば、儀式の後、疲労困憊し力も衰え、また十二神もオリンポスへ下がり、すぐには加勢できないと、計画の実行を決める。
計画も明日に迫った日、シンは思い出の地であり、戦火を免れた泉を訪れていた。
ユダとの思い出に耽る中、レイがシンを探しにきたと現れ、それぞれ想い人には語れなかったことを話す。

一方、堕天したユダ・ルカは、突如現れた魔物に襲われるも、何とかその場を凌ぐ。
ルシファーによって創られた地獄とは異なる地獄を創り、均衡を崩した堕天使を排除しようとしているのだった。
その魔物たちの中には、かつてゼウスによって暗黒の森に落とされ、シンを襲ったアグリの姿があった。
ユダによって倒された怨みも相まって、先陣を切ってユダに牙を剥き襲い掛かるアグリの咆哮とルカの叫び声が重なった…。

いよいよ計画の日。
四聖獣はそれぞれの本来有している能力を駆使し、天使たちを無事に親衛隊に引き渡すことに成功した四聖獣。
間も無く、ゼウスに反逆の天使が全員脱獄したことが伝えられる。
すぐに四聖獣を捕らえるよう命じるも、聖者がそれを止める。
“この件に四聖獣は無関係だ”と聖者は、自分が彼らの動向を見張っていたのだと証言するのだった。
では四聖獣ではなく、大神とともに生誕の儀を執り行っていた神官たちではないとするなら、誰が、と。
そこで犯人として浮かび上がったのは、先日から行方知れずのシヴァ。
彼ならば上級天使としての能力も高く、メタモルホーゼで他人になりすまし、苦もなく行動できるのではという聖者の言葉に、ゼウスは決意する。
必死に彼の弁明をするパンドラに非情な命が下される。シヴァ、ならびに脱獄した天使たちをここに連れて来い、と──。
神殿の慌しさに、四聖獣は困惑する。すれ違ったパンドラを問い詰め、脱獄の件で聖者が自分たちを庇い立てしたことを知る。本来、大神の僕である聖者の不可解な行動に疑問を抱き、ゴウは聖者ともう一度話をしたいと、3人を残し、一人、修練の館に向かう。
修練の館──。そこはかつて、ゴウと聖者が出逢った地であった。
儀式後の疲労した体を休めるため自室に篭っているゼウスの下に女神・ヘラが足を運ぶ。
ヘラは夫であるゼウスに、大神である貴方にしか頼めないお願いがあるのだと、口を開く。

女神の神殿に眠る、天使ミカエルを蘇らせて欲しいのだ──と。





……えー…と。とりあえずユダ氏の思い出に耽るシンが愛しくて仕方ありませんでした。
もし、本当の気持ちをありったけ伝えたら、ユダ氏が壊れると思うので、小出しにしてあげてください。(笑)可愛すぎです。
レイちゃんも可愛いです!!そっか、あの時一目惚れだったんだねv
だから成天使になってルカと同じ大羽をもらえた時に、会いに行ったんだ!!
大丈夫だって!絶対ルカさん覚えてるって!!

兄者がなんか切ない。オッドアイって確かにいないけどさ。でも天使として一番純粋に育ったのって兄者だと思うんだ!!青が正義を赤が悪を見抜く力があって、その二つを有し見渡す世界は混乱を招く…から、不吉なものの前兆…なんだって…。兄者!!兄者!!(知ってたけど、知ってたけどさっ!!やっぱり悲しいんだよー)
兄者の瞳はとても綺麗だよね。私としてはユダ氏(青)とルカさん(赤)的なんですけどね。

ガイくん、頑張ってました。鏡ので怒られている時、女神と親子のよーだった。
そうそう、女神がよく分かりません。最後、もの凄い(ある意味)終わり方だったので、完全に謎のお人です。まあ、それを言うなら聖者もだけどね。どうして、大神を欺くのか…。
彼女は何をしようとしているのでしょう…?ミカエル…って。
これ、もしかして『かつて堕天したルシフェルの双子の弟』って意味で捉えていいのかな…。この場合、ルシファーの弟…てこと…?

パンちゃんが可哀想…ってか、強か…ってか黒!!でもシヴァのことはどうするんだろう…。
彼か自分か。選ばないといけないんだよね、これから…。
カサがアレです。すぐ騙されます。シンさん(黒)の「ちょろいな…」的な感想が意味もなく勝手に捏造され頭を駆け巡るんですけど。とにかく、コツとしてはパンドラのことを悪く言い、神官長はカサの方がいいのでは…とこっそり囁くことです。おおう、簡単☆
イサ…。会話の中で、名前だけ出演。(涙)

ユダ氏とルカさんは本当にちょこっとの出演でした。(特にユダ氏)
ルカさんは少年期のもあったし。地獄界の、えー…と、アグリ、ボコボコにされて、ユダ氏が「ならこの地獄の王はおれがなる」とか断言しそう…。
だってシンさんに怪我させてるし、アグリ。あぁ、もうソコでアウトだよね。
でも気になるのが、天使の戦闘能力って、地獄でも変わらないのかな…とか。

そして、今回一番の被害者・シヴァ!!
もうここまでくると不憫でも言い表せないくらいだね!!
なんかこの展開はいやだね!!てか、義王殿が怒る!!(汗)
シヴァ〜。……本当にこの、やり方はどうなんだろー…。


……色々、複雑な2巻でした。

コメント

今井義王
今井義王
2006年12月24日20:57

大丈夫、もうAてんてーへの評価は某種の脚本家以下だから(笑顔)。

ミカエルの声を☆にするとか思い切った事をしない限り、もう株は上がらないから(笑顔)。


そして、聞いたら感想は「羽田野くんかんわいいなー。以上。」だと思うよ(笑顔)。

紫苑 巽
紫苑 巽
2006年12月24日22:45

コメントありがとうございます、義王さんっv
ユリ、イサより優遇(笑)カラーですよ、大きいですよ。羽多野くんが、羽多野くんがっ。
女神に一番近しい天使のようです、ユリ。

今更、新キャラ登場ですか!?的。でも、アレかな。聖獣降臨編以降はやっぱりまたドラマCD出して、やるのかなー…。
(埋められたシヴァはいずこ)

あとは、ちびユダ氏の「愛を込めて彫りました」(←ゼウスへの贈り物の浮き彫り細工のこと)で吹くかなー…と。

今井義王
今井義王
2006年12月24日22:52

羽田野くんが!!!羽田野くんが!!!!羽田野くんが重要っぽいキャラを!!!!速水さんと鳥さん呼んで来い!!そして弄ってもらえ!!!!


早くサキっちょに絵を付けてあげてください…………。



Aてんてーはいつまで聖獣降臨編以降を書かないに1800点。

紫苑 巽
紫苑 巽
2006年12月26日20:40

コメントありがとうございますっ、義王さん。
あ、サキも絵でいないねー。(今更かしらん?)

どちらかというと降臨編以降が気になるんですけどー(どー…どー…/エコー)

あぁ、キャストクレジット聴かな。まだだったんだ。